櫻木悠晴君全日本準優勝おめでとう!!

e9a4a8e995b7e381a8e682a0e699b412月9日、大阪豊中市のスポーツ施設「武道館ひびき」において第二回真義館全日本空手道選手権大会が開催されました。

型の部・演武の部・組手の部の三部門で争われた本大会ですが、我が東京支部からは型の部に大坪顧問、髙橋、加藤、道過。
組手の部に加藤、道過、櫻木がエントリー、参戦致しました。

午前中からさっそく始まった型の部は小学2年の部・3年の部・4年の部・5年の部と小学6年以上一般5級以下のBクラス、女子Aクラスそして男子Aクラスに分かれて熱のこもった緊張感あふれる戦いが繰り広げられました。

その後は2人ひと組となって真義館組手の型を行う演武の部。
予選Aクラス(緑帯以上)は組手の型2と3、Bクラス(黄帯以下)は 組手の型1と2を、決勝では自由技6種をそれぞれ披露しました。

続けて始まった組手の部でも、各カテゴリーで本当に真剣で迫力のある熱戦が繰り広げられましたが、その中でも小学1年の部に初参戦した櫻木悠晴君が緒戦を見事に上段回し蹴りによる合わせ一本で見事に勝ち上がり、決勝戦へと駒を進めました。

櫻木君は練習機会の少ないカルチャーモールマナマナ港北道場の生徒ですが、参戦を決めてからは毎週土曜日、お父様に連れられて上大岡道場に出稽古に通って猛練習してきました。
2週間前には学校で足首を捻挫するというアクシデントもあり、試合直前までテーピングをしていましたが、彼の必勝の決意は全くぶれる事はありませんでした。

決勝においても序盤を完全に支配しポイントでもリードしていたものの、そこは相手の秋山選手も流石は館長お膝下の大阪の道場生です。
一方のブロックを決勝まで勝ち上がってきた実力を持つ秋山君、落ち着いて櫻木の攻撃をしのぎ終盤でポイントを逆転したのでした。

双方最後まであきらめることなく、持てる力のすべてを出し切った素晴らしい決勝戦でした。

本当に惜しいところで優勝を逃した悠晴ですが、この敗戦は彼の今後の成長にとってとても意味の大きい ものになったと思います。

何はともあれ、全日本準優勝という結果は本当にすばらしいものです。
終わった瞬間から大粒の悔し涙を流していた彼の今後の成長に関わらせていただける栄誉に感謝します。
ご家族の献身的なバックアップが有った事も見逃せません!
本当にありがとうございました。

次週16日には彼も昇級審査を受けますので、是非みなさんもおめでとうと声をかけてあげていただきたいと思います。